発達障害の私が主治医と信頼関係を築くためにしている工夫

どうも!しらおです。
2017年、27歳のときに発達障害と診断されました。
そこから月イチでメンタルクリニックに通院しています。

他にもっといいお医者さんがいるのでは?と、なんとなくの転院をしようと動いていたところ、服用しているコンサータの登録医制度がスタート。
さらにコロナウイルスの影響が重なって断念することに。

でもそのおかげで今の主治医と向き合っていく覚悟が決まり、どうやって信頼関係を築いていこうか?と発想を変えて今に至ります。

本記事では、発達障害で現在通院をしている私が主治医と信頼関係を築くために工夫していることをまとめました。

この記事がお役に立てそうな人
・主治医と信頼関係を築きたいけれど何をしたらいいか分からない
・発達障害の当事者が、どんな工夫をしているのか知りたい

結論
自分が主治医に対して思っていることを書きとめて、直接伝えていく!
シンプル過ぎる〜。

そうは言っても自分が何を思っているのかを言葉にするって難しいですよね。

そこで、実際に私が行った主治医と向き合うためのワークを載せています。
独自に作ったワークなのですが、個人的には効果抜群。

  • 自分が次の通院日までに何をしたらいいかが見通せて気持ちが軽くなった
  • 薬を処方してもらうだけだと割り切っていた通院が楽しみになった

という結果を得られました。

私は思考が多動なタイプで、絶えない思いつきがあっちこっちに飛びます。
注意散漫で忘れっぽいことは自覚しているので日常的にメモする習慣があるのですが、せっかく書き出したものを整理できず混乱が深まりがちです。

自分と似てるかも?と感じた人には特にオススメ!
発達障害は治すのではなく付き合っていく特性なので、主治医の方と良好な関係の中で日々過ごしたいですよねー。

今の主治医と信頼関係を築くためのワーク

さっそくドン!
紙とペン、もしくはスマホのメモ帳を開いて5つの質問に答えてみてください。

このワークの目的は
自分が主治医に何を思い、何を望んでいるのか自覚することです。

しらお

しらおの回答は参考程度にね

Q1. 不満に思ってることは?


・薬を授受するだけの関わり、という感じで関係が希薄

・当たり障りのないやりとりしかなくて「これ意味ある?」と思っちゃう

・先生は独身の異性なので、子育て系の苦悩が伝わらない

Q2. 好き、もしくは嫌いじゃないところは?

・コンサータの登録医なので継続して処方してもらえる安心感

・「いつまで投薬を続けるんですか?いつかはやめるのに飲み続ける意味ってなんですか?」という質問をしたときの回答に納得させてもらった(別記事でまとめます)

・淡々としていて退屈な反面、ラクとも言える

・処方せんの有効期限切れとか再診に柔軟に対応してくれた

・待ち時間は比較的少なめ

Q3. じゃあ主治医になにを望んでいるの?

・発達障害との付き合い方に向けたゴール設定を一緒にしてほしい

・もう少しカウンセリング的な役割もしてほしい

・本当にわたし発達障害?と疑う心(笑)を晴らさせてほしい

・コンサータ以外の薬を試させてほしい

Q4. その望みを抱く理由は?

・発達障害との付き合い方に向けたゴール設定を一緒にしてほしい
→なんのために通院しているのか共有できれば改善点や困り感に対する建設的なやりとりが生まれるはずだから。

・もう少しカウンセリング的な役割も担ってほしい

→投薬をしてどんな変化があるのか言葉にして理解したいと考えているから。

→大抵なにかしらモヤモヤを抱えたまま受診しているから、そこを掘り下げる手伝いを
してもらえたら診療方針にもいい影響があるのではと思うから。

→困り感に対する具体的なアドバイスをもらえた覚えがなくて、生きやすさに向かって改善できているという手応えが得られずにいるから。

・本当にわたし発達障害?と疑う心(笑)を晴らさせてほしい

→診断されたものの目には見えない心のこと。どこかで自分の甘えや逃げがあるのでは?という思いが今でもあるから。

・コンサータ以外の薬を試させてほしい

→コンサータで日常の困り感が改善している気がしないから。

→ストラテラ、インチュニブを使ったことがなくて興味があるから。

Q5.望んでいることの中で自分からアクション起こせることは何?

・発達障害を専門とするカウンセラーさんを探す
(これは主治医の先生に望むことじゃないと気付けた)

・WAIS(ウェスクラー式知能検査)に興味があると伝える

・薬を飲んだ日と飲んでいない日の差を言語化して伝える

・生活の中でありがちな困った場面と出来事をメモして伝える

・ADHDと診断されたことが甘えや逃げだと感じていることを伝えてみる、なんでそう感じるのか言語化しておく

言葉にしてみると自分の思っていることに驚く

どうでしょう……?やってみましたか?(笑)
自分とは違う当事者の思考回路、ちょっと興味深いですよね。

私がこのワークをやってみた最初の感想は「自分から何も働きかけていないくせに、相手に変わってもらうことを勝手に待って勝手に見限ろう(転院しよう)としてたの……?!恥ずかしっ!」でした。

言葉にして初めて自覚する自分の思い。
我ながら傲慢〜!!!とビックリさせられました。

主治医と信頼関係を築くためにはじめたこと

相手に変わってもらおうとするのをやめた


相手を変えようとしない。
頭では分かっていたつもりでしたが、言葉にしてみるとできていないことが判明。

でも、自覚できたのでもう大丈夫。
ということで主治医が変わるの待ちをやめました。

次回までに主治医に伝えたいことをメモするようになった

私は建設的なやりとりを望んでいることに気づきましたが、思えばこちらから何も働きかけしていなかったと反省しています。

そこで、通院から次の通院までの約一ヶ月で発達障害にまつわる気づきをメモすることにしました。

具体的には

  1. スマホのメモ帳に専用のフォルダを用意。
  2. 印象的なエピソードや些細な疑問、とにかく特性と関連を感じた思いつきを文章整えずに書きためる
  3. 通院日の当日、移動や待ち時間などでそのボックスを開いて「これは伝えたい」という項目を選んで診察室で伝える。

本当はエピソードごとに関連する困り感を整理したいんです。
しかし慣れるまでは高望みせず「思い浮かんだことを一箇所に放り込んで伝える場で選ぶ」ということからはじめています。

ちなみに!
定着するまではそのフォルダを開くこと自体忘れるという危険もあるのが発達障害の民。
iPhoneを使っている私は、デフォルトのリマインダーアプリに通院日当日の予約時間30分前に『メモ帳の発達障害フォルダを開く』という通知が出るようセットしています。

このリマインダー、チェックを入れるまで消えずにロック画面に残り続けてくれるので、一度の通知じゃ余裕でスルーしてしまうADHDの民の強い味方です。

しらお

愛すべきうっかりを仕組みでフォロー!これも立派な工夫

要望と理由をセットにして伝えることにした

先述のワークを行なって気づいた「WAISを受けたい」という思いを伝えてみます。
しかし、なぜそう思うのか理由が伝えられないと「思いつきで言ってんな?」と本気度が伝わらない可能性大です。

そこで、要望を出すなら理由も添えるを意識して伝えることにしました。

ワークでいうQ4、上記の例でいうと

「WAISという知能検査があると知り、受けてみたいと思っているんですがどうお考えになりますか?
調べたら、受けることで発達障害の具体的にどの分野が苦手なのか数値で分かるらしいのがいいなぁと思いました。
困り感を解消するヒントに使いたいです。」

といった感じですね。

しらお

口頭で伝えるのが苦手なら文章にしておいてもいいのかも

※「他の薬を試してみたい」という要望もあるのですが、明確な理由を説明できないと気づいたので、伝えるのは一旦やめることにしました。

自分の要望がもし受け入れられなくても、つっこんだやりとりが出来るきっかけになるので、伝えないよりはいいですよね。

しらお

率直なやりとりの先に主治医さんとの信頼関係はある!

自分にできることから、地味〜な工夫を重ねていきましょ。

【なんとなく転院を考えている人へ】理想の主治医を探そうとしない方がいい理由

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